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機械編みのウエア制作中

機械編みで作る新作ウエア 制作開始

 

 

 

ストールは太糸用編み機の「るーぱるNANA」で編んでいますが、次のウエアは、細糸用編み機で編みます。

ブラザーの「トピカル7」という機種で、マイコン式のコントローラーが付属しており、簡単な製図はここへ打ち込んで目数段数を自動計算させて編むことができる優れものの編み機です。

ウエア2点を予定しているので、糸を2色用意してゲージを取るために試し編みしました。
上の写真の2種類の糸を使うのですが、玉巻きの太い方を表側に、コーン巻きの極細糸を裏側にして編む「添え糸編み」という、編み機でしかできない編み地で制作します。

 

既定の目数、段数で編み、スチームアイロンをかけてみると、ちょっと緩いようだったので、もう1枚編み直しました。
この編み地は2本を合わせているのと編み目が細かく、解いて編み直しするのは時間がかかりすぎるため、編み地はロスになりますが新しく編むことにしています。

手編みだと編み針を交換するところですが、機械編みの場合はキャリッジという左右に動かす部分のダイヤルで変更します。

スチームアイロンの後、しばらく置いて落ち着かせる間に1/4縮尺の製図を描きます。
3サイズ展開で考えつつ進めています。

パーツができたらそれぞれをスチームアイロンで整えるために実物大製図も必要です。

機械編みだと確かに編み地を編むのは早いですが、準備にも仕上げにも手編み同様の手間はかかるので、楽ではありません。
それでも、手編みではできない編み地を作れるし、とっても薄地のニットが仕上がるのが一番の魅力です。

何ができるのか、どうぞお楽しみに!

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